香典は薄墨を使うべき?

香典袋の表書きや中袋に何かを書くときには薄墨を使うことが常識とも言われていますが、実際にはそんなことはなく普通の墨で書く場合もあれば薄墨で書く場合もあります。

どちらでも良いのなら無難に薄墨を使うという方も多いでしょうが、これももちろんマナーに沿っていますし、逆に薄墨のことを知らず普通の墨で書いてしまったなどという場合も決してマナー違反ではありませんので気にする必要はありません。

そもそも弔事に薄墨を使うというのは、悲しみの涙で墨が薄れてしまったということに由来があるのですが、逆に濃い墨は故人のことを深く思い、しっかりと墨をすったという意味を出すものでもあります。

濃い墨を選ぶか薄墨を選ぶかというのはその個人の考えにもよりますので、特にどちらかが正しいというわけでは決してないのですね。

しかしながら「弔事には薄墨を使うのが常識。」と考えてる方が多いというのも事実ですので、そういった意味では濃い墨を使うことで思わぬ誤解を受けてしまうこともある可能性はあります。

間違ったことはしていないのに、そのように思われてしまうというのも何とも悲しいことですが、そういったことを不安に思うようであればやはり無難に香典などには薄墨を使用した方が良いと言えるのかもしれませんね。



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